【は】
・バットレス 壁を補強するため、壁から直角に突出して作られる短い壁のこと。控え壁ともいう。
・巾木 床と接する壁の立ち上がり部分に設置される部材で、床と壁との隙間を埋め、壁を保護する役目もある。
・破封 排水の封水が失われトラップに空気が流入する状態となること。
【ひ】
・POG契約 エレベーターの定期検査及び定期点検時に、消耗品の交換等はするがそれ以外の部品取替えや修理は別途料金となる保守契約のこと。⇔フルメンテナンス契約
・表面結露 暖房によって暖められた室内の空気が冷たい壁で冷やされて生じる室内側の結露の一種。
・ピロティ 2階以上の建物において、1階部分が柱のみで構成され、外部に開かれた空間とした形式のこと。耐震補強をしないと、そのままでは耐震性が低い。
【ふ】
・負圧 周囲よりも空気の圧力が低いこと。⇔正圧
・フーチング基礎 柱や壁の直下で建物の荷重や外力を地盤面に分散させる機能を持つ建物の基礎の一種。布基礎ともいう。
・輻射 熱が電磁波の形で物体から物体へ直接伝えられる現象のこと。結露対策として有効。
・複層ガラス 2枚のガラスの間に空気を入れた中空層を設けるガラスのこと。
・ブリージング コンクリートの打ち込み後に、硬化中のコンクリート表面に練り混ぜた水の一部が浮いてくる現象のこと。
・プルオフ法 建物劣化診断の一つ。金属面への塗装・コンクリート面への塗装の付着の強さを調査する際に用いる。
・フルメンテナンス契約 エレベーターの定期検査及び定期点検時に、部品の取替えや修理を状況にあわせて行う保守契約。⇔POG契約
・プレーンコンクリート 混和材が入っていないコンクリート
・プレキャストコンクリート工法 工場で事前に成形したコンクリート部材を現場で組み立てる工法。
・フレッシュコンクリート 固まらない状態のコンクリート
・プロパティマネジメント 商業用不動産の資産価値の維持・向上を目的とした不動産管理や運営に重点を置いた業務。
【へ】
・ベタ基礎 許容地耐力に比較して建築物の荷重が大きいときに建物の全平面にわたって一体となったフーチングを設ける建物の基礎の一種。
・ベントキャップ 外壁に設置する給気・排気開口部に取り付けるフタ。
・偏頗(へんぱ)行為 特定の債務者のみに債務の消滅行為や、担保供与を実行すること。破産手続きにおいて、債権者平等の原則があり、本行為は許されない。
・片務契約 当事者の一方にしか義務が生じない契約。贈与等。
【ほ】
・法定果実 地代や賃料などの物の使用の対価のこと。
・ボイド型 高層マンションで住棟中央部に吹き抜けがあり、その吹き抜けに面した共用廊下から各住戸にアプローチする住棟形式。
・簿価 資産・負債・資本の帳簿上に計上されている価格。＝帳簿価格
・ポップアウト 建物の劣化のひとつ。コンクリート内部の部分的な膨張圧により、コンクリート表面の一部分が円錐形のくぼみ状に破壊されたもの。凍害やアルカリ骨材反応等が原因。
・ホルムアルデヒド 建築材料の防腐剤として広く使用された科学物質。
