【か】
・壁式構造 壁という面で建物を支える構造
・仮登記 手続上または実体法上の要件が揃っていないときに、将来行う本登記の順位を確保するために行う予備的な登記のこと。第三者に対する対抗力はないものの、本登記されると後順位の同権利が抹消される可能性があるため、仮登記のある不動産取引には注意を要する。
【き】
・帰責事由 責めに帰すべき事由の略。故意・過失・または信義則上これと同視すべき事由等、責任を負う原因があることをいう。
・逆止弁 配管の水が逆方向に流れようとすると水圧により自動的に閉鎖する弁のこと。揚水ポンプの吐出口などに用い、スイング型やリフト型がある。
・寄与者 被相続人の事業に関する労務の提供または財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により、被相続人の財産の維持または増加について特別の寄与をした者のこと。
【く】
・空気伝搬音 音源から放たれた音が空気を振動させて伝わる音。D値。数値が大きいほど遮音性能は高くなる。
・グラスウール ケイ酸ガラスを溶融し、繊維状ガラスとしたもので、居室の断熱や配管の保湿剤として使用されている。
・クラックスケール コンクリートのひび割れの幅を測定するための道具。
・クレセント 建具用の施錠金具。上げ下げ窓、又は引き違いサッシの召しあわせ部などに取り付ける錠金具。三日月型をしているところからこの名がついた。
・クロスコネクション 止水給水系統が他の系統と直接接続されること。給水系統での使用は禁止されている。
【け】
・結合通気管 排水立て管内の圧力変化を防止又は緩和するために、排水立て管から分岐して立ち上げ通気立て管へ接続する通気管のこと。
・クロルピリホス 主にシロアリ駆除剤として木造住宅で使用された科学物質のこと。
・建築主事 建築基準法の規定により、建築確認を行うため地方公共団体に置かれる公務員のこと。
・建蔽率 建築物の建築面積の敷地面積に対する割合。
【こ】
・コア型 マンションの住棟型式の一つ。20階以上の超高層住宅で多く用いられ、エレベーター・階段室等を中央に置き、その周辺に多くの住戸を配置する型式。集中型、ホール型、センターコア型ともいう。
・高圧洗浄法 排水管清掃方法の一つ。高圧洗浄機又は高圧洗浄車からホースで導水しホースの先端に取り付けられたノズルから噴射する高圧噴流により管内付着・堆積物等を除去する方法。
・剛心 水平力に対する強さの中心のこと。
・コーポラティブハウス 組合を結成した人達が共同で住宅を取得する方式のこと。
・コールドジョイント コンクリートの打継ぎ時間の間隔を過ぎて打設したときに、前に打ち込まれたコンクリートの上に重ねて打ち込まれたコンクリートが一体化しない状態となり、打ち継いだ部分に不連続な面が生じる現象のこと。ひび割れの原因の一つ。
・骨材 コンクリートを作る際に混合する砂(細骨材)や砂利(粗骨材)のこと。
・CM方式(コンストラクションマネジメント) 建築工事の方式の一つ。専門家が発注者の立場に立ち、発注・設計・施工の各段階におけるマネジメント業務を行うこと。
・コンバージョン 既存建物の利用目的を別の目的に変更すること。