【さ】
・債権者代位権 債権者が自己の債権を保全するために、債務者に属する第三債務者(債務者が金銭を貸している者、又は債務者の勤務する会社や債務者が預金している銀行等)に対する権利を、債務者に代わって行使する権利のこと。
・詐害行為 債務者が債権者を害することを知りながら自己の財産を減少させる行為。
・先止め式 給湯器の出湯側にある栓を操作することで給湯する方式。1台の給湯機で複数箇所へ給湯するもので、住戸セントラル方式等で用いられる。
・サブリース契約 賃貸不動産の所有者から借り受けた不動産管理業者等が、転貸人として当該賃貸物件を第三者(転借人)に転貸する契約形態のこと。なお、所有者と賃借人(この場合は管理業者)との契約はマスターリース契約という。
【し】
・シーリング 建築物の気密性・防水性を高めるため。外壁等の隙間を目地材等で埋めること。
・地業 基礎スラブを支えるための部分をいう。
・自働債権 自分から「相殺したい」と主張した側の債権。⇔受働債権
・準耐火構造 延焼を抑制するために建築物に必要とされる準耐火性能に関して、一定の技術的基準に適合するものをいう。
・承役地 他人の土地を通らないと公道に出られない等、利用される側の土地。
・情報リテラシー 大量な情報を収集整理し活用する能力。
・伸長通気管 排水立て管の頂部を延長して大気中に開口したものをいう。
・心裡留保 簡単に言うと「冗談」。自分の真意と異なる意思表示をしてしまうこと。
本契約は原則「有効」。但し、相手方が悪意又は有過失の場合は、例外的に「無効」(民法93条1項)
・靱性 外力に対する材料の持つ粘り強さをいう。
【す】
・ストレーナー 屋上における雨水排水において、排水管への土砂・ゴミ・木の葉などの流入を防ぐためにルーフドレンに設置するもの。
・スプロール現象 都市計画が行われないことにより、都市部から郊外にわたり、無秩序に開発がなされていくこと。
・スラブ 鉄筋コンクリート造の床または屋根のこと。
【せ】
・制限行為能力者 判断能力が十分でないために、一人では確定的に有効な取引をすることのできない(行為能力が制限されている)者のこと。
・責任施工方式 大規模修繕工事の方式の一つ。調査診断・修繕設計・工事施工及び工事管理を同一業者に委ねる方式。
・セメントペースト セメントに水を混ぜたもの。
・センチュリー・ハウジング・システム 長期間に渡り快適に住み続けられる住宅を提供するための設計・生産・維持管理にわたるトータルシステムの考え方のこと。
・占有権 物を事実上支配している状態を保護する権利。正当理由は関係なく泥棒も占有権を持つ。
・占有訴権 占有を侵害された場合に、侵害の排除や回復等を請求できる権利
【そ】
・増圧直結給水方式 配水管の圧力だけでは給水できない高層建物の給水管に増圧ポンプを設置して圧力を加え水を送る方式。受水槽なし、階数制限なし。口径は20ミリ以上。
・相隣関係 隣接する不動産所有者相互間で、その利用の調整を図るものをいう。