【相続税の計算順序】
①相続又は遺贈により取得した財産の価格（本来の相続財産）
プラス
②死亡保険金・死亡退職金等の価格（みなし相続財産）
マイナス
③非課税財産価格
プラス
④相続時精算課税制度の適用を受け、贈与を受けた財産の価格
マイナス
⑤被相続人の債務及び葬式費用の額
プラス
⑥被相続人からの相続開始前3年以内の贈与財産価格
イコール
相続税の課税価格
【遺産に係る基礎控除額の計算式】
3000万円＋600万円×法定相続人の数
【生命保険金等の非課税限度額計算式】（死亡退職金も同じ）
500万円×法定相続人の数
【特別受益者がいる場合の相続分修正計算式】
財産価格＋特別受益額 ※持ち戻した総額が相続の額となる。
法定相続分計算例（財産価格を1000万円、特別受益者子X（200万円）、子Yとした場合）
法定相続分＝1200万円×1／2＝X＝600万円、Y＝600万円
Xの相続分＝600万円ー200万円＝400万円
【相続税評価額】
・土地 自用地評価額×（1ー借地権割合×借家権割合×賃貸割合）
・建物 固定資産税評価額×（1ー借家権割合×賃貸割合）
